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『孔雀王』の打ち切り理由は?パクリや作者死亡で未完?


『孔雀王』の打ち切り理由は?パクリや作者死亡で未完?


週刊ヤングジャンプで連載されていた人気作品の『孔雀王』。

何度も続編などが制作され、アニメやゲーム等も作られる人気ぶりでした。

そんな『孔雀王』ですが、実は打ち切りなんじゃないかと噂があります。

人気作品にそんな可能性はないと思いますが、それでも噂は実在。

それにパクリ疑惑があり、作者死亡で未完になったとされています。

なので今回は『孔雀王』の打ち切り理由、パクリや作者死亡で未完なのかを調査。

本記事でわかること

  • 『孔雀王』の打ち切り理由は?
  • パクリや作者死亡で未完?


『孔雀王』の打ち切り理由は?

結論から申し上げると、
『孔雀王』は打ち切られたわけではありません。

実際、作者の荻野先生は打ち切りにしたつもりはないとコメントしていました。

ただ打ち切りと言われているのには、ちゃんと理由があって、3つの理由があります。

これから上記の理由について、詳細を細かく書いていきますね。

  • 作者に描く気が無くなったから
  • 編集者とかとの折り合いが良くなかった
  • 親との約束があった

理由①作者に描く気が無くなったから

1つ目は作者に描く気が無くなったから。

作者の荻野先生は長期に渡って『孔雀王』シリーズを手掛けてきました。

ただ週刊誌で連載していたのもあり、かなりの重労働の中、執筆活動をしてきたのです。

それに執筆活動中にゲーム、アニメ、映画も作られました。

恐らくそちらにも関わっていたと思いますので、より疲労がたまったはずです。

それに荻野先生は連載当時から、いつでもやめるようにしていたと言っていました。

なのでキャパオーバーになったから、連載をやめた可能性が大。

それゆえに打ち切りになったんじゃないかとされているのです。

他にも続編で物語につまったり、月刊誌に移籍して4か月で終わったりしました。

更には年を経て病の問題で、描きたくても描けない状態となっていたのです。

それらの事も踏まえ、打ち切り説に信ぴょう性が出たのでしょう。

理由②編集者とかとの折り合いが良くなかった

2つ目は編集者とかとの折り合いが良くなかったから。

編集者とは漫画家のサポートをする役目を担っています。

漫画家だけでは手が届かないところを補い、負担を軽減させる存在が編集者。

編集者がいるから漫画家は執筆に力を注げ、いい作品を生み出せると言えます。

ただ『孔雀王』に打ち切り疑惑があるのです。

その事を踏まえると、作者と編集者は不仲だった可能性が大。

『孔雀王』は第1巻が発売されたころ、人気なのもあって単行本もすぐに完売されました。

ただその様子を見た荻野先生がそれを知らず、発売されていないと勘違い。

それによって編集者と喧嘩寸前にまでなってしまいました。

勘違いで争いが起きそうになってしまった事から、それ以降微妙な感じになったはず。

更に編集部は『孔雀王』には期待していて、連載を続けてほしかったと思います。

ただ上記でも述べたように荻野先生は、連載当時はいつでもやめたかったと発言。

この事から編集部との考えに食い違いがありました。

編集者も編集部よりの考えだったので、言い合いになった可能性があります。

なので最終的に意見が通りました。

ただ人気だったのにいきなりやめたので、編集者との不仲でやめたと読者は妄想。

それ故に打ち切り疑惑が出てしまいました。

理由③親との約束があった

3つ目は親との約束があったから。

荻野先生の両親は厳格な人達で、漫画家になる事に難色を示していました。

父親がエロいのと不良系を描かなければと言う条件を付けて許可します。

理由は父親が教職であり、その頃は教育上良くない本を取り締まる役目をしていました。

なのでこのような条件をつけて許可したのです。

ただ荻野先生が得意としたジャンルが、禁止された2つのジャンルでした。

なので完全に縛りプレイみたいになってしまい、かなり苦労していました。

『孔雀王』を描いていた時にエロいシーンを入れられない葛藤もあったでしょう。

そういうシーンを描かないと先に進めないから、打ち切りにした可能性もあるのです。

結論!

『孔雀王』が打ち切りになった理由はこの3つである可能性が高い。

  • 作者に書く気が無くなったから
  • 編集者とかとの折り合いが良くなかったから
  • 親との約束があった

『孔雀王』は何巻まで発売されてる?

次は『孔雀王』は何巻まで発売されてるのか、紹介します。

発売されている巻数は以下の通りです。

現在の発刊巻数

  • マンガ:
    本編全17巻
    孔雀王 退魔聖伝:全11巻
    孔雀王 曲神紀:全12巻
    孔雀王ライジング:全10巻
    孔雀王-戦国転生-:全5巻

※2024年7月までの情報です

『孔雀王』作品情報

『孔雀王』情報
著者荻野真
雑誌週刊ヤングジャンプ
連載開始日1985年
受賞歴集英社青年漫画大賞選出
ジャンルオカルト・エログロ
累計発行部数2014年10月時点でシリーズ累計発行部数は2000万部を突破

パクリや作者死亡で未完?


結論から申し上げると、
パクリ問題はあり、作者死亡で未完ではありません。

まずパクリ問題ですが、事の発端は夢枕獏先生が自分の作品からパクったと指摘。

その作品は『サイコダイバー・シリーズ』です。

その事で荻野先生や編集部が話し合いを行いました。

その結果、深く謝罪をしつつ、最終的に参考資料にしたと言う事で手を打ちます。

ただパクリが原因で大きな問題になったのは、言うまでもないでしょう。

そして荻野先生は様々な病を患いながら執筆を行い、最終的に2019年4月29日に死去。

この時点で当時描いていた『孔雀王-戦国転生-』も未完となったと思われました。

ただそんなことはありませんでした。

『孔雀王-戦国転生-』の最終話は荻野先生が病床の状態で手掛けていたのです。

なので未完ではなく、死ぬ間際に終わらせていたのが真相。

この事から物凄い執念で描いた事が理解できますね。

死去したのも、最終話まで描けたから悔いがなくなって安堵したからなのでしょう。

『孔雀王』の打ち切り理由は?パクリや作者死亡で未完?のまとめ

記事のまとめ

  • 『孔雀王』の打ち切り理由は?
    →打ち切られたわけではないが、そういわれる理由が3つ存在
  • パクリや作者死亡で未完?
    →パクリ問題で騒動が起き、作者は死亡するも未完ではない

今回は『孔雀王』の打ち切り理由、パクリや作者死亡で未完なのかを調査しました。

実際のところ、打ち切りの疑惑があっても確証はありません。

それに作者自体がそう捉えていなかったので、打ち切りではなかったのでしょう。

パクリ問題はありましたが、解決はしていました。

未完問題も、荻野先生がしっかり描いていたので未完ではありませんでしたね。

以上で今回は『孔雀王』の打ち切り理由、パクリや作者死亡で未完なのかを調査は終了。

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