2005年第12回電撃小説大賞で銀賞を受賞した事で知られる人気作品である『狼と香辛料』。
ファンタジー作品でありながらも、経済に関する事も描いた特殊な作品だったためか人気があり、漫画になったり、アニメになったりしたのでしょう。
そんな『狼と香辛料』ですが、手掛けている作者である支倉凍砂先生は既に死亡しているんじゃないかとされています。
誹謗中傷によって炎上が起こったり、やばい事件を引き起こしたともされていますが、本当なのかどうか気になるところですね。
本記事でわかること
- 『狼と香辛料』作者が死亡?
- 誹謗中傷で炎上やばい事件とは?
『狼と香辛料』作者が死亡?
それでは『狼と香辛料』の作者は死亡したのかを解説します。
結論から申し上げますと、『狼と香辛料』の作者・支倉凍砂(はさくらいさな)先生は死亡していません!
まだ生きている状態です。
『狼と香辛料』は上記でも述べたように小説にもなり、漫画にもなり、アニメにもなり、ゲームにもなった人気作品となっています。
そんな作品を手掛けた作者が死亡したとあれば、大騒ぎとなること間違いありません。
しかしそんな死亡したという噂は出ず、2024年も普通に生きています。
作者が死亡と言われている理由は?
『狼と香辛料』の作者が死亡と言われている理由についてですが、後述する炎上騒動が原因であると思われます。
事実がどうであれ、
「作家人生として死亡したのでは?」
「まだ業界にいるの?」
「クズ」
といっった炎上コメントから作者死亡説が上された可能性があります。
しかし、『狼と香辛料』という作品が面白いのも事実です。
作品の内容が良ければ作者の異常性は問わないファンもいるので『狼と香辛料』が打ち切りになる可能性は低いでしょう。
作者のプロフィール
支倉凍砂(はせくら いすな)さんのプロフィールを表形式にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
氏名 | 支倉 凍砂(はせくら いすな) |
生年月日 | 1982年12月27日 |
出身地 | 千葉県 |
職業 | 小説家、ライトノベル作家 |
団体 | 日本推理作家協会会員 |
経歴 | 14歳から小説執筆開始、立教大学在学中に『狼と香辛料』の執筆を始める。 |
デビュー作 | 『狼と香辛料』(2006年2月デビュー) |
受賞歴 | 第12回電撃小説大賞銀賞(2005年) |
主な影響 | 山内進『北の十字軍』、ジャン・ファヴィエ『金と香辛料』等 |
作品一覧 | 狼と香辛料(既刊24巻) マグダラで眠れ(全8巻) WORLD END ECONOMiCA 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙 |
『狼と香辛料』の概要あらすじ
『狼と香辛料』は支倉先生が手掛けたデビュー作です。
2006年に電撃文庫で小説が売られてから、爆発的人気が生まれて、2007年には漫画にもなりました。
2008年にはテレビアニメ化がされ、同じ年にはコンピューターゲームにもなる人気ぶりにもなっていたのです。
2016年に『狼と香辛料』の連載が終わりましたが、すぐさま続編である『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』が始まりました。
次は『狼と香辛料』のあらすじについて紹介します。
行商人としてあちこちを旅している青年のクラフト・ロレンスは商取引をするためにパスロエ村へとやってきました。
そして取引も終わって村を去った日の夜、荷馬車の中には1人の密行者がいれ、しかも眠っていたのです。
その人物はヨイツの賢狼と評されたホロと言う少女であり、その証拠として狼の耳と尻尾がありました。
ホロは故郷であるヨイツを去って諸国を放浪した結果、立ち寄ったパスロエ村の麦に宿った狼だったのです。
元々ホロは神と呼ばれ、ずっと村の麦の豊作のために頑張ってきましたが、時の経過によって農業技術が高くなった事により、村はホロに頼る必要が無くなりました。
そして自分が邪険にされると思い始めたホロは、自分の故郷へと帰りたいと願うようになりつつあったのです。
やがて収穫祭を迎えた時に、村へとやって来た荷馬車の麦束へと入り込む形で村から出ていく事になりました。
ホロから事情を聴いたロレンスは、願いをかなえてあげるために故郷へと向かう事にしたのです。
誹謗中傷で炎上やばい事件とは?
『狼と香辛料』を手掛けたのは支倉凍砂(はせくらいせな)先生です。
この名前はペンネームではありますが、ペンネームだけを見てみると女性のように見えます。
しかしながら実は男性であり、『狼と香辛料』は立教大学に通っている時に手掛けたものです。
他にも『マグダラで眠れ』、『WORLD END ECONOMiCA』、『ノンシリーズ』等を手掛けていました。
2014年には日本推理作家協会会員を務めるようになったのです。
誹謗中傷で炎上
まずは誹謗中傷で炎上したのかどうかを解説します。
結論から申し上げますと、炎上しているのです。
その切っ掛けとなったのは2ちゃんねる個人情報流出事件。
2ちゃんねるを匿名で利用していた者達の情報が流出する事態となり、その中には作家の杉井光が同業者に当たる橋本紡先生を誹謗中傷している事が判明します。
杉井先生はこの事が判明した時に謝罪を行ったので、一旦事件は解決したかのように思われました。
ただ橋本先生は流出事件よりも昔に、杉井先生や支倉先生等の作家達が自分をいじめていると言う事をツイッターで挙げていたのです。
当初は戯言だと話題になりませんでしたが、流出事件が切っ掛けでツイッターで挙げていた事は真実ではないかと思い始めた人達が出始めました。
支倉先生はこの騒動に関して、何時かは自然消滅するだろうと思ったのか、ずっと沈黙状態を保っていたのです。
しかしながら、ずっと騒ぎが続いていて、あらぬ噂のせいで誤解を与えると感じたのか、コメントとして自分は橋本先生を虐げていた事については関与していないと否定します。
これが原因で炎上としたと言っても過言じゃないでしょう。
このコメントを聞いた橋本先生は関わったと言う事実を無かった事にしたと思って反発し、場合によっては裁判で争っても構わない姿勢を取りました。
そして支倉先生はツイッターなどを全て停止や閉鎖したので、怒った2ちゃんねるの人達が色々調べ挙げて支倉先生の過去の事が暴かれたのです。
やばい事件とは?
次はやばい事件について解説していきます。
やばい事件とは上記でも述べたように、支倉先生が他の作家達と共に橋本先生を誹謗中傷した事件です。
支倉先生が関わっていたかは分かりませんが、少なくともこの事件によって支倉先生のファンの人達は一斉に離れていってしまう事態となってしまいました。
ファンの中には大分前に購入していた『狼と香辛料』を売り払ってしまった人も存在しています。
それくらいこの事件が衝撃的であり、支倉先生に失望したのでしょうね。
普通に考えて、この事件は純粋にいじめと言っても過言じゃないでしょうし、杉井先生は謝罪しましたが支倉先生は関わっていないのか謝罪していません。
この事に橋本先生が嘘だと反発して、現在も尚和解も解決もなく、冷戦状態になっている状況です。
今も支倉先生は『狼と香辛料』の続編を描いていますし、アニメも新たに放送される予定になっています。
ただこのいつ暴発するか分からない事態をほったらかしにしていていいのかなとも思ってしまいますね。
『狼と香辛料』作者が死亡?誹謗中傷で炎上やばい事件とは? まとめ
本記事では以下についてお伝えしました。
- 『狼と香辛料』作者が死亡?
- 誹謗中傷で炎上やばい事件とは?
『狼と香辛料』の作者は死亡せずに現在も生きています。
誹謗中傷で炎上ややばい事件とは、2ちゃんねるの個人情報流出事件で杉井先生が支倉先生達と共に橋本先生を誹謗中傷した事が明らかになった事です。
しかもまだ和解となっていない状態になっており、いつ暴発するか分からない状態となっています。
何処かで落としどころを見つけてほしいなと思いますね。