週刊少年ジャンプで連載されていた人気作品であり、和月伸宏先生が手掛けている『るろうに剣心』の続編と言える作品の『るろうに剣心北海道編』。
ジャンプスクエアで連載中であり、現在も尚連載は続いている状態ですが、密かに打ち切りにされているという噂がされています。
もしそうであれば、何かしらの理由がある筈。
そして現在は休載されているという噂も存在しています。
本記事でわかること
- 『るろうに剣心北海道編』打ち切り理由は?
- 現在は休載してる?
『るろうに剣心北海道編』打ち切り理由は?
結論から申し上げますと打ち切りになっていません。
『るろうに剣心』シリーズを手掛けているのは和月先生です。
和月先生は1970年に生まれ落ち、学生時代に手掛けた漫画を応募して受賞した事で漫画家としてデビューする事に。
同期には『命~紅の守護神~』等を手掛けた出口竜正先生がいます。
すぐさまと言うわけではなく『CYBORGじいちゃんG』や『ヒカルの碁』、『DEATHNOTE』を手掛けた小畑健先生等の元で経験を積みました。
そして1994年に『るろうに剣心』を週刊少年ジャンプの連載作品として載せると、瞬く間に人気が出始めます。
当時の週刊少年ジャンプは『ドラゴンボール』、『幽遊白書』等と有名どころの作品が次々と終了していたため、暗黒時代を迎えていました。
それを『るろうに剣心』が何とか支えていて、連載が終わった後は『GUN BLAZE WEST』や『武装錬金』を週刊少年ジャンプで連載。
それらも終わった後はジャンプスクエアに舞台を移し、2010年に『エンバーミング-THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN-』を連載します。
そして2017年に満を持して『るろうに剣心北海道編』を連載し始めました。
連載作品ばかりじゃなく、『戦国の三日月』、『弥彦の逆刃刀』、『メテオ・ストライク』、『天翔ける英雄伝説』等の読み切り作品も多数手がけたのです。
アシスタントには後に『ワンピース』を手掛ける尾田栄一郎先生、『シャーマンキング』を手掛ける武井宏之先生、『POOL SHOOTER』を手掛ける鈴木信也先生等が存在。
奥様で小説家でもある黒碕薫先生も、ストーリー面でサポートしてくれています。
漫画関係じゃなく、『サムライスピリッツ零』、『新選組群狼伝』、『エンドライド』とゲームデザインにも携わっていました。
『るろうに剣心北海道編』打ち切り理由は?
それでは打ち切られた理由について調査しました。
下記の理由のせいで打ち切りだとされているのです。
内容的につまらないから
1つ目は内容的につまらないからです。
勿論面白いと言ってくれる読者はいますが、つまらないと感じる人が大勢います。
そう言われる理由はご覧の通りです。
- 画力の衰え
- ギャグがしょうもない
- 今更感がある
- 新キャラが不要
- 前作のキャラの存在感が薄い
- 今作の敵が前作の鵜堂刃衛、御庭番衆、志々雄一派、雪代縁等の敵に比べて魅力がない
まとめて言えば、前作に比べたら面白みが全く感じないからと言えるでしょう。
前作はかなりと言って良いくらい人気が出ましたから、読者からすれば続編には前作と同じような面白さを求めています。
裏を返せば、面白くなかったらつまらないと言う烙印を押されてしまい、背を向けられてしまうと言う事です。
それ故に今回は後者と言う事だと思います。
同時にどれほど実績がある作者でも、つまらない漫画を書き続ければ打ち切られてしまうので、打ち切られたとされたのです。
月刊誌だから
2つ目は月刊誌だからです。
ジャンプスクエアは1ヶ月に1回発売される雑誌。
週刊誌は1週間に1回故に内容に関しては何となく覚えていると思いますが、月刊誌は1ヶ月に1回故に内容を忘れてしまっている可能性が大でしょう。
しかも休載もあったら2ヶ月に1回になるため、余計に忘れてしまいますし、下手すれば完全に忘れてしまう恐れもあります。
おまけに何度も何度も休載なんてされたら、忘れるどころか和月先生は大丈夫なのかと言う不安に襲われる事でしょう。
それ故に噂が出てしまったのです。
作者が逮捕されたから
3つ目は和月先生が逮捕されたからです。
和月先生は連載を手掛けてほどなく、児童ポルノ禁止法違反で書類送検される事に。
児童ポルノ禁止法は児童に対して性的虐待などをするのは駄目だと定めた法律であり、和月先生もその事について認めていたのです。
子供が読む雑誌で漫画を手掛ける作者がこういう形で逮捕されてしまったら、打ち切られてしまうのは必定と言えるので噂がでました。
ただ逮捕されて休載して半年後に復帰する事に。
恐らくちゃんと正直に罪を認めたのと、初犯である事を踏まえて情状酌量の余地があり、これまでの功績から連載を続けることが出来たのでしょう。
それでもこうして再び手掛けてくれるので、安堵した読者は少なからずいた筈。
『るろうに剣心北海道編』あらすじ
幕末では新選組を始めとした幕府方の武士達を斬り捨てて来て、明治では極力人を始末しないように立ち回っていた伝説の人斬り抜刀斎こと緋村剣心。
明治で色々な戦いを繰り広げて、現在では東京で困っている人のために働きつつ、結婚を果たした薫や彼女との間に産まれた息子の剣路と平和に暮らしていました。
そんなある時、一枚の写真が切っ掛けで昔に死亡したとされていた薫の父親である越路郎が北海道で生存している事が判明。
事の真相を確かめるために剣心達は北海道へと出発します。
現在は休載してる?
『るろうに剣心北海道編』は元々剣心の過去をメインに描いた人誅編の後も連載が続いた場合、手掛けるつもりでいました。
その話では北海道を舞台にしていて、かつて剣心達と敵対していた宗次郎や史実では北海道に住んでいた新選組2番隊隊長の永倉新八が登場する予定。
更に西部劇のテイストの展開になる予定でもありましたが、白紙になってしまいました。
週刊少年ジャンプでは人誅編まで書かれた時点で打ち切りになったと言うにもありますが、和月先生からすれば剣心の物語は人誅編で終わりを告げていたと言うのも理由の1つ。
キネマ版連載をした時も続編を望んでいる読者がいる事を理解しつつ、それでも剣心の話を書く事は出来ないと言う事で書かれませんでした。
そして2016年に急に気が変わったのか、書く準備をし始めて2017年に連載が始まることになりました。
現在は休載してる?
次は現在連載を休載しているのかについて調査しました。
結論から申し上げますと休載する事は多いと言えます。
理由としましてはアニメリメイクと年齢の問題があるのだと思いますね。
2023年にアニメリメイクが放送され、原作の第1話からちゃんとアニメ化され、声優陣も一新され、画像も今風になりました。
そして非常に好評となったからか、2024年には続編も放送される予定となっていますが、そのアニメに和月先生が関わっています。
何も連載が無いなら兎も角、連載しながら関わると言う事はかなりハードな仕事となるので、時折連載を休めているんじゃないでしょうか。
次に年齢の問題ですが、上記でも述べましたが和月先生は1970年に生まれましたので、今年で54歳になると言う事です。
50歳以上になると肉体的にも衰えが生じ始めるでしょうし、目も見えにくくなるので細かい作業にも支障が生じます。
実際『キャプテン翼』を手掛けていた高橋洋一先生も年齢を理由に漫画家を辞める事に。
ただでさえ漫画家と言う仕事は激務で知られています。
常に漫画の仕事にかかりっぱなしで、他にもゲーム、アニメ、映画などにも関わる事もしばしばあるのです。
ぶっちゃけた話、リフレッシュできる時間なんて皆無に等しいでしょう。
それ故に週刊少年ジャンプでも尾田先生や『僕のヒーローアカデミア』の堀越先生、『呪術廻戦』の芥見先生はちょくちょく休載している状態。
そうなって来ると漫画も書いていて、アニメにも関わっている和月先生が年齢を理由にちょくちょく休載を挟むのも当然の事だと思います。
『るろうに剣心北海道編』打ち切り理由は?現在は休載してる?まとめ
本記事では以下についてお伝えしました。
- 『るろうに剣心北海道編』打ち切り理由は?
- 現在は休載してる?
実際は打ち切られてはいませんが、内容がつまらない、月刊誌である事、和月先生が逮捕された事で噂が流れました。
休載に関しては恐らくアニメリメイクや年齢の問題で休載する事が多いです。
休載しながらゆっくり進めてもいいので、完結するまで頑張ってほしいものですね。