原作小説が120万部を突破し、2022年にアニメ化もされている大人気小説アニメの『後宮の烏』。
そんな作品の打ち切り疑惑の噂が流れているようです。
そこで今回は、後宮の烏の完結ネタバレ?アニメ小説最終回は打ち切りが理由?について調査しました。
本記事でわかること
- 後宮の烏の完結ネタバレ?
- アニメ小説最終回は打ち切りが理由?
それではいってみましょう!
後宮の烏の完結ネタバレ?
『後宮の鳥』は、白川紺子による中華風ファンタジー小説です。
2018年4月より集英社オレンジ文庫にて出版されました。
シリーズ累計発行部数120万部を突破している人気作であり、2022年10月にファン待望のTVアニメ化を果たしました。
そんな人気があった『後宮の烏』ですが
「完結したの?」「物足りなかった」「アニメは打ち切りになったの?」
などの声が多数あったので完結ネタバレや打ち切りの噂を調査してみました。
後宮の烏は完結してる?
結論から言うと後宮の烏の原作小説は完結しています。
2018年4月より集英社オレンジ文庫から出版され、2022年4月に出版された第7巻にて完結をした人気小説です。
集英社オレンジ文庫におけるファンタジー小説の先駆けとなった作品のようですね!
後宮の烏あらすじ
後宮の奥深くに夜伽をすることのない「烏妃」とよばれる特別な妃が住んでいました。
その姿を見た者は老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もおり誰もはっきりしたことは分かっていませんでした。
その主人公の名前は「柳寿雪(りゅうじゅせつ)」。
柳寿雪は不思議な術を使い、依頼者から差し出された代償と引き換えに呪殺から失せ物探しなどなんでも引き受けてくれるのでした。
時の皇帝である夏高峻はある依頼をするために柳寿雪の元を訪れることに。
この出会いが歴史を動かすほどの禁忌になるとは知らずに…。
という中国などの世界を舞台とした中華風ファンタジーのお話です。
後宮の鳥の最終回ネタバレ?
ここからは、後宮の烏最終回ネタバレを含みますのでご注意ください。
- 主人公の正体は前王朝欒一族の生き残り
- 柳寿雪の不思議な力
- 後宮から解放される
- 柳寿雪のその後
- 柳寿雪と夏高峻の関係
それぞれ解説しますね。
主人公の正体は前王朝欒一族の生き残り
欒一族は髪の色が「銀髪」という特徴を持っています。
柳寿雪も銀髪を引き継いでいますが、夜明宮では髪を黒く染めてまつげなどは化粧でごまかして生活をしていました。
なぜごまかして生きていたのかというと『欒一族捕殺令』が下されていたからでした。
当時柳寿雪の母親は幼かったことから抹殺の名簿から外れていました。
特徴的な銀髪を黒に染めて殺されることなく生活し、寿雪を産み育てていました。
しかし銀髪であることを密告されており、ある日やってきた兵に捕まって殺されてしまうのです。
4歳だった柳寿雪は母親が逃がしてくれたことによって命は助かります。
こうして欒一族の生き残りとして生活をしていたのです。
柳寿雪の不思議な力
柳寿雪の呪殺や祈祷、失せ物探しまで代償が払えるのであれば行使してくれるこの不思議な力。
烏連娘々(うれんにゃんにゃん)によって特別な妃に選ばれることで授かることが出来る力です。
選ばれた柳寿雪の中には烏連娘々が宿っており、新月の晩には苦しみを味わいます。
後宮から解放される
柳寿雪は初代の烏妃・香薔(こうしょう)によって結界を作られてしまい外にでることが出来ません。
無理に出ようとすれば寿雪は亡くなってしまうのです。
結界を破るための条件として
- 烏連娘々の半身を見つけること
- 自分の身体から烏連娘々を解放する
この2つを満たすことによって解放されます。
最後はこの2つの条件をクリアすることが出来、晴れて後宮から解放されたのです。
柳寿雪のその後
解放された柳寿雪は海商(はいしゃん)になります。
※海商とは海船を使った海上貿易のこと。
海商になった柳寿雪は、雲花娘(うんかじょう)、衛青(えいせい)、夏高峻(かこうしゅん)とは別れることになります。
九九(じうじう)、温螢(おんけい)、淡海(たんかい)はこれまで通り寿雪の側にいてくれることになります。
柳寿雪と夏高峻の関係
皆さんが一番気になっている柳寿雪は夏高峻の妃になるのか?という疑問ですが、結論をお伝えすると妃になりません。
夏高峻の皇后には雲花娘が選ばれることになり、二人は養子をもらうことになります。
雲花娘は全事情を把握しているので、あえて皇后に選び養子をもらうことによって身体の関係がないことを柳寿雪に示しているように見えました。
遠回しではありますが柳寿雪を想っての行動だと考えられます。
その後、老衰で帝位を退いた夏高峻が銀髪の女性と碁を打つ描写があることから、恋愛には発展しなかったが友情は長く続いたという結末で間違いなさそうです。
全体を通してハッピーエンドな終わり方ではあったものの、戦いのシーンやページ配分に物足りなさを感じた方も多くいたようですね。
淡々と進んでいく物語ではありますが、それぞれのキャラクターの思いなどを読者側が想像したりすることが出来るので、私はとても楽しい作品と感じました。
アニメ小説最終回は打ち切りが理由?
後宮の烏の原作小説が完結していましたが、ネット上では完結したのは実は打ち切りだったのではないかという噂がありました。
そこでここでは後宮の烏は本当に打ち切りなのか調査しました。
後宮の烏は打ち切り?
結論から言うと打ち切りではないようです。
2022年4月に発行された第7巻で完結しています。
後宮の烏は打ち切りと言われた理由は?
打ち切りの噂がたったのは
- 小説の発行時期がバラバラだったこと
- アニメ化の発表から間が空いて、1年後に放送が開始したこと
が原因なのではないでしょうか?
後宮の烏アニメ2期はある?
第1期のアニメは2022年10月からスタートし、同年12月24日に最終回を迎えています。
原作に置き換えると第2巻の最期までのお話となっています。
打ち切りでは無さそうですが、今のところ第2期の予定は無いようです。
昨年最終回を迎えたばかりなのでひょっとするとそろそろ第2期の発表があるかもしれませんね。
後宮の烏の完結ネタバレ?アニメ小説最終回は打ち切りが理由?のまとめ
本記事では以下についてお伝えしました。
- 後宮の烏の完結ネタバレ?
- アニメ小説最終回は打ち切りが理由?
2022年4月に完結した『後宮の烏』
物足りなさやアニメ打ち切りの噂も流れていましたが、調査した結果満足している読者の方が多いイメージでした。
最後のオチが思ったストーリーと違うと感じた人も多かったようですが、それはそれで楽しく見ることが出来たと続編を望む声も沢山あったようです。
今回は完結ネタバレ
- 主人公の正体は前王朝欒一族の生き残り
- 寿雪の不思議な力
- 後宮から解放される
- 寿雪のその後
- 寿雪と高峻の関係
について書きました。
色々な不満の声もあるようでしたが読者がそれだけ「後宮の烏」を真剣に読み、考察した結果だからだと感じました。
全体を通して暗めで華やかな世界のお話ではありませんでしたが、儚くて感動する最高の作品だと思いました!
アニメ小説打ち切りの噂に関しても続編があるかはまだ分かりませんが、打ち切りではなさそうなので気長に発表を待ちましょう。