電撃文庫で2006年に小説が発売され、現在も物語が続いている『狼と香辛料』。
2007年から漫画となり、続いて2008年にアニメ、ゲームとなった事で注目を集めます。
そして2024年4月から2008年版アニメのリメイクが始まり、再び注目が集まりました。
しかし約15年ほど経過してからリメイクしたのには、何か理由があるのでしょうか?
同時に2008年版アニメとリメイクに違いがあるのか、気になる人はいる筈です。
今回は『狼と香辛料』リメイクしたのはなぜか、アニメの違いはあるのか調査しました。
本記事でわかること
- 『狼と香辛料』リメイクしたのはなぜ?
- アニメの違いはある?
『狼と香辛料』アニメをリメイクしたのはなぜ?
結論から申し上げると、
リメイクした理由は以下の4つの理由があったからではないでしょうか。
- 以前の放送から時間が経過し過ぎた
- 映像の技術等が向上した
- 新しいファンを取り込みたい
- アニメ化していない話を再現出来る
勿論、確証があるとまでは言えませんが、可能性としては十分高いと言えます。
それでは1つずつ丁寧に説明していきますね。
①以前の放送から時間が経過し過ぎたから
1つ目は以前のアニメ放送から時間が経過し過ぎた事です。
『狼と香辛料』のアニメは2009年の2期が最後となっています。
この事からも15年の歳月が経過しているのです。
アニメが終わってから、原作を読み始めた人なら問題ないでしょう。
ただアニメ派の人は、内容を完全に忘れている可能性が大。
なのでリメイクをする事となったのでしょう。
②映像の技術等が向上したから
2つ目は映像の技術等が向上したからです。
アニメの技術は時が経過したら、した分だけ進化しています。
今のアニメは作画がとても奇麗になっていて、登場人物もぬるぬる動くと評判です。
昔のアニメも良いところはありますが、当時の技術では再現出来ないところもあった筈。
ところが今の技術を使えば、再現出来ないところも再現可能と言えます。
故に再現出来ないところを再現するため『狼と香辛料』リメイクを決めたのでしょう。
③新しいファンを取り込みたいから
3つ目は新しいファンを取り込みたいからでしょう。
勿論、前のアニメ視聴者も呼びたいところでしょうが、新規勢も呼びたいところな筈。
新規勢の中には1期の時に視聴したいけど、家庭の都合等で視聴不可能の人もいた筈です。
ただ今の時代は動画配信サービスも増え、環境が揃えばどこでも見れます。
しかも好きなタイミングで見る事も可能。
なのでこういう環境下になったからこそ、リメイクに踏み切れたのだと思いますね。
④アニメ化していない話を再現出来るから
4つ目はアニメ化していない話を再現出来るからです。
1期から2期にかけて1巻から5巻までアニメ化された『狼と香辛料』。
そんな中、何故か4巻だけアニメ化されていなかったのです。
理由は分かっていませんが、大人の都合とかがあったのでしょう。
ただリメイクすれば、4巻分もアニメ化する事も可能です。
なのでリメイクに踏み切ったのではないでしょうか。
結論!
『狼と香辛料』アニメをリメイクした理由は以下の4つ
・以前の放送から時間が経過し過ぎたから
・映像の技術等が向上したから
・新しいファンを取り込みたいから
・アニメ化していない話を再現出来るから
『狼と香辛料』は何巻まで発売されてる?
次は『狼と香辛料』は原作や漫画が何巻まで発売されているのか調査しました。
調査した結果、以下の通りとなります。
現在の発刊巻数
- 小説:既刊24巻
- マンガ:全16巻
※2024年5月時点の情報です
特にスピンオフとかはありませんが、人気があるのは確かです。
余程内容が素晴らしかったのだと言えますね。
『狼と香辛料』作品情報
『狼と香辛料』 | 情報 |
---|---|
著者 | 支倉凍砂 |
レーベル | 電撃文庫(KADOKAWA) |
連載開始日 | 2006年2月10日 |
受賞歴 | 第12回電撃小説大賞銀賞受賞 『このライトノベルがすごい!』作品部門ランキング2007年版1位 同ランキング2008年版5位 同ランキング2009年版5位 |
ジャンル | ラブコメ・ファンタジー・経済 |
累計発行部数 | 2020年10月時点で500万部突破 |
『狼と香辛料』2008年版アニメとリメイクに違いある?
結論から申し上げると、
2008年版アニメとリメイクに違いはあります。
調査した結果、以下の2つとなりました。
- 制作会社
- 最後の稲を刈る人物
違い①制作会社
1つ目は制作会社です。
制作会社についてはアニメ1期、2期、リメイクどれも違います。
- 1期:IMAGIN
- 2期:ブレインズ・ベースとマーヴィージャック
- リメイク:パッショーネ
ご覧の通り、全く違う形となっているのです。
アニメの制作会社は早々変わらないと思いますが、ここまで変わるのは稀でしょうね。
違い②最後の稲を刈る人物
2つ目は1話で最後の稲を刈る人物です。
1期では最後の稲を刈っている人物はクロエでした。
ただ原作ではヤレイが行っていたので、1期の展開は完全にアニオリです。
リメイクでは原作通りヤレイとなっていました。
『狼と香辛料』リメイク版でのアニオリシーンはあるのか?
結論を申し上げると、
それ程ないと言うのが結論です。
アニオリシーンはあると言えばありますが、どちらかと言えば物語を補完する程度。
概ね原作ベースで進んでいると言っていいと思いますね。
2008年版アニメは原作に追いつかないように、アニオリは多くあったと思います。
今は原作は大分進んだのもあり、リメイク版は控えめになっているのでしょう。
『狼と香辛料』アニメ2期はいつから?アニメ2期の可能性は?
結論から申し上げると、リメイク版の2期の可能性は高いでしょう。
2008年版アニメも2期をやっていた事からも、やらないわけがないと思います。
それに2008年版アニメの時よりも、原作ストーリーは進んでいる状態です。
もともと人気がある作品でもあるので、2期を放送する可能性は高いと思います。
『狼と香辛料』アニメと漫画どっちがオススメ?
次は『狼と香辛料』のアニメと漫画、どっちがオススメか紹介します。
それぞれの良さをまとめましたので、ご覧ください。
アニメがおすすめな方
- ながら見で楽しみたい
- ハイクオリティな映像で楽しみたい
- 声優さんの声と相まって作品を楽しみたい
- 昔を懐かしみながら見たい
漫画・小説がおすすめな方
- アニメでカットされているシーンも楽しみたい
- 登場人物の心象をもっと堪能したい
- 最新話まで追いつきたい!
- アニメを見た後にもう一度おさらいしたい
『狼と香辛料』リメイクしたのはなぜ?アニメの違いはある? のまとめ
記事のまとめ
- 『狼と香辛料』リメイクしたのはなぜ?
→時間の経過、アニメ技術の進化、新規勢の受け入れ等が理由 - アニメの違いはある?
→制作会社と1話の稲を刈る人物が違うくらいで、後は補完程度
以上が『狼と香辛料』リメイクしたのはなぜか、アニメの違いはあるのかの調査でした。
『狼と香辛料』アニメリメイクはほぼほぼ原作通りに進んでいますね。
この調子で進んでほしいものだと思います。
それにリメイク版は25話やる予定となっているので、かなり話が進みそうで楽しみです。
これで『狼と香辛料』リメイクはなぜか、アニメの違いについての調査は終了です。