2016年に連載が始まり、約4年間週刊少年ジャンプで連載されていた『約束のネバーランド』。
漫画の売り上げも好評だったためにアニメ化もされ、浜辺美波さんが主演の実写映画も公開されるほどの人気ぶりを誇っていました。
そんな『約束のネバーランド』ですが、アニメと漫画では違いがあるとされています。
その違いが何なのか気になる人はいるんじゃないでしょうか。
違いがある場合、どちらを見ればいいのか気になる人も少なからずいる筈です。
本記事でわかること
- 『約束のネバーランド』アニメ漫画違いは？
- どっちがおすすめ？
『約束のネバーランド』アニメ漫画違いは？
それでは『約束のネバーランド』のアニメや漫画の違いについて解説します。
果たして、どんな違いがあるのでしょうか！？
違いについては以下の通りとなっています。
①ムジカの助言がない
1つ目はムジカの助言が無い事です。
ムジカはエマ達と出会って仲良くなり、七つの壁について教えてもらいました。
しかしアニメでは七つの壁に関する助言を貰っていなかったのです。
②ユウゴが登場しない
2つ目はユウゴが登場しなかった事です。
ユウゴはミネルヴァの地下シェルターにいて、エマ達とそこに出会いました。
アニメではユウゴは登場せず、ユウゴが残した日記の存在や住んでいた形跡からユウゴの存在はあった事は伺えます。
③壁の文字が足りない
3つ目は地下シェルターの壁の文字が足りない事です。
壁には英語で密猟者とヘルプの文字が刻まれていました。
しかしアニメではヘルプしか刻まれていませんでした。
④GP編が全カット
4つ目はGP編が全てカットされた事です。
GP編は秘密の猟場であるGPで、エマ達とレウウィス大公達貴族の鬼達が戦う話となっています。
レウウィスは最終章で農園を廃止すると言う宣言をする必要な存在です。
そんなGP編はアニメでは丸々カットされ、上記での壁の文字で狩猟者という文字が無いのもそのためとなっています。
⑤グランマの生存
5つ目はグランマが生存した事です。
原作ではエマ達を逃がすと言うイザベラの失態の責任を取る形で始末されました。
しかしながら、アニメでは生存。
⑥ノーマンの早すぎる登場
6つ目はノーマン達の登場が早すぎる事です。
原作ではエマ達は地下シェルターが爆破で消えた後、ライオンのあごと呼ばれる場所へと向かい、そこでと再会すると言う形となっています。
アニメでは神殿らしき場所で過ごしていたエマ達は鬼達に正体がバレ、逃げていたらノーマン達が駆けつけ、そこで再会する展開でした。
GP編がカットされたのもあって、明らかに早すぎる再会となってしまったのです。
⑦ノーマンの容姿が変わっていない
7つ目はノーマンの容姿が変わっていない事。
原作ではラムダの投薬の影響で、エマ達より背丈が伸びていました。
しかしアニメでは投薬を受けていたけど、背丈はエマ達と同じ。
⑧エマとノーマンの取引内容が違う
8つ目は取引内容が違う事です。
原作ではエマは約束を結んで帰ってこれたら、鬼の殲滅は白紙だとノーマンと取引。
アニメではムジカ達を連れて戻るから鬼を始末しないでとノーマンと取引を行ったのです。
⑨アダムが登場しない
9つ目はアダムが登場しない事。
アダムはΛ7214系列の食用児であり、ラムダの投薬による副作用の影響を受けませんでした。
そのおかげで副作用に苦しむノーマンは無事だったのです。
原作で登場したアダムですがアニメでは登場せず、副作用に関してはペンに仕込まれていたホログラムに副作用の対処法が描かれていました。
⑩王都決戦編もカット
10つ目は王都決戦編がカットされた事です。
GP編と違って全部というわけではありませんが、王都での出来事が無かった事にされ、ピーター・ラートリー達との戦いはカットされませんでした。
『約束のネバーランド』概要あらすじ
『約束のネバーランド』は白井カイウ先生が手掛けた作品であり、2016年に連載が開始され、2020年に連載終了。
非常に高い人気がある作品でもあり、その影響なのか、アニメや小説、実写映画となったのです。
週刊少年ジャンプでは大体男性が主人公のケースが殆どですが、『約束のネバーランド』では少女が主人公と異質な作品となっています。
作風や内容もジャンプとは少しかけ離れている感じがありますが、本質は逆境や試練を努力や友情等で乗り越えて勝利を掴むと言うジャンプらしいものとなっているのです。
あらすじ
孤児院GFハウスは、院のシスターで子供達から信頼の厚いイザベラが管理し、エマを始めとした子供達が元気に過ごしていました。
子供達は生活しつつ、勉強などをしていき、優秀な存在になった時には里親へと送られると言う事になっていたのです。
そんな中、エマとノーマンは里親と共に孤児院を出る事になったコニーの忘れ物の人形を届けに行こうとした時、コニーは鬼の食料として出荷される事を知ってしまいました。
このままでは自分達も鬼の食料となると感じたエマ達は、レイを始めとした一部の仲間達と共に脱獄する事を決めて、計画を練り始めるのです。
アニメと漫画どっちがおすすめ？
『約束のネバーランド』は白井先生にとって、初めての連載作品となっています。
内容も最初は主人公のエマだけが生存する形で幕を閉じるとなっていたのです。
しかし連載になるにあたって編集者との打ち合わせを何度も重ねていった結果、本作のような形となりました。
ただ白井だけでやるには負担がかかる為、作画は別の人にやられる必要があったのですが、まだ実績が無かったのもあって決まりませんでした。
それ故にジャンプ+で実績を積み重ねていき、出水ぽすか先生に作画を頼むに至り、一度読み切りを書いてから本作を手掛けるようになりました。
どっちがおすすめ？
それではアニメと漫画、どちらがおすすめなのかを調査しました。
調査した結果、漫画の方がお勧めだと言う意見が多く存在。
アニメに関しては上記でも述べたように重要人物が不在である事、一部の章が丸々カットされている事等様々な違いがありました。
そのせいで原作と齟齬が生じてしまい、アニメから見た視聴者は勿論原作も読んでいる視聴者は不満を持っていました。
それ故に原作である漫画を読んだ方がお勧めなのです。
『約束のネバーランド』アニメ漫画違いは？どっちがおすすめ？まとめ
本記事では以下についてお伝えしました。
- 『約束のネバーランド』アニメ漫画違いは？
- どっちがおすすめ？
『約束のネバーランド』のアニメと漫画の違いは多くて10つ存在。
アニメと漫画のどちらがお勧めなのかというと、弄られていない漫画を読む事をお勧めします。
やはりアニメになるとそれなりのアニオリは必要だと思いますが、視聴者は原作に沿った話を望んでいるので、下手に弄るのはよくありませんね。
