2023年11月にいよいよ完結編後編が放送された「進撃の巨人」
原作はすでに完結していますが、最終回がひどいとネット上で炎上していましたね。
そこで今回は、進撃の巨人最終回がひどい?結末ネタバレ意味分からない最高で賛否の嵐?について解説していきます。
本記事でわかること
- 進撃の巨人最終回がひどい?
- 結末ネタバレ意味分からない最高で賛否の嵐?
それではいってみましょう!
進撃の巨人最終回がひどい?
『進撃の巨人』は、諫山創先生による漫画作品です。
2009年9月から別冊少年マガジンで連載を開始し、2021年4月に完結しています。
単行本は全34巻まで発売されました。
2011年のスピンオフの小説化以降、様々なメディアミックス展開がされており、
特に2013年から始まったアニメはシリーズ4作品まで続く程の反響を呼びました。
そんな人気作「進撃の巨人」ですが、最終回がひどいと炎上していたので、炎上内容を調査しました。
進撃の巨人最終回がひどい?
結論から言うと、進撃の巨人の最終回がひどいと評価されているのは事実のようですね。
正確に言うと賛否両論といった具合です。
最終回が「最高!」と評価する方もいれば「ひどい」と評価する人もいらっしゃいました。
進撃の巨人の最終回がひどいと言われている理由は、
3つがありました。
- ①謎を投げっぱなし
- ②編集部のメッセージが雰囲気ぶち壊し
- ③単行本での加筆修正がひどい
それぞれ解説しますね。
謎を投げっぱなしでひどい
進撃の巨人では数々の伏線や謎が散りばめられています。
しかし最終回を迎えた後に伏線の回収がされていない上、最終回に期待しすぎてしまった点などからひどいと評価している方もいました。
当時、読者ファンによるハッピーエンド派とバッドエンド派で論争が繰り広げらていました。
中には、最終回を書き直してもらうと署名運動までした。なんて噂もあるほどでした。
進撃最終回読んだ。
私的には微妙だったな。
勝手に作者に期待しすぎたからだろうけど。
伏線全て回収してエグい展開で終わるんだろうなって思ってたし。これが別の作品だったら無難な最終回で良かったじゃんって思えた。
ひぐらし業も進撃の巨人最終回も、散々思わせぶりに謎めいた言葉を提示しておいて謎は投げっぱなしだったり、作者の御贔屓キャラ以外は扱いが雑でただの駒扱いだったり、
視聴者や読者を傷つけたり裏切りたいだけだったかのような酷い出来だったと思う。
編集部のメッセージが雰囲気ぶち壊しでひどい
これが原因で読者の間では、「余韻が壊れた」「現実に引き戻された感が嫌だ」といったコメントが多くありました。
進撃の巨人の最終回、各人物の行動にも納得したんですが、編集部からメッセージの最後の一文に余韻をぶち壊しにされた感
先生が望んで掲載した文章なら良いんですが、何回か読み返したいなって作品なのに現実にぐいーーっと引き戻されるような
あの繊細なラストをブルドーザーで整地される感じ
最終ページの編集部のコメントは展開の都合上どうしても1ページ余ったため、作者自身が編集部へ書かせたと言う噂もあります。
他にも「書くなら作者が書くとこでしょ。」「一筆どころま丸々1ページとは……」などかなり酷評があったようですね。
単行本での加筆修正がひどい
単行本では、加筆修正が行われており、
内容は、ミカサと白い鳥のその後のエピソードを中心に、現代化が進んだパラディ島の様子や、ミカサのその後の人生が描かれています。
その加筆修正がひどい「あのまま終わらせて欲しかった」とコメントする方がいましたね。
なんか進撃の巨人の最終回の加筆の早バレみたいの見たけど、これは酷い
ハンジとリヴァイばかり酷い目に合わせて、と思ったけどさらに酷くなってるじゃん
加筆で内容まで変えるとかありえないから嘘だと信じることにした
しかし、月刊誌での連載が終わった時には「エレン可哀想だろ。ハッピーエンドに描き直せ。ミカサの選択も可哀想。」といったコメントもあったので、作者が加筆修正した可能性がありますね。
進撃の巨人あらすじ
人類は突如出現した「巨人」により滅亡の淵に立たされた。
生き残った人類は「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」という巨大な三重の壁を作り、この内側に生活圏を確保することで100年の間、辛うじてその命脈を保っていた。
しかし、ある日、壁の一つが50メートル以上もの巨体を持つ「超大型巨人」と、頑丈な鎧で覆われた「鎧の巨人」によって破壊されてしまいます。
壁が破れ、大勢の巨人が人々を襲撃し、人類は大きな打撃を受けました。
主人公のエレン・イェーガーも、この襲撃で母親を巨人に食べられてしまいます。
この悲劇的な出来事が、エレンに決意を抱かせることになります。彼は母を失い、巨人を根絶やしにすることを誓うのでした。
結末ネタバレ意味分からない最高で賛否の嵐?
進撃の巨人は、2010年12月(第3巻発売時)には既刊2巻の累計のみで発行部数が100万部を突破。
2022年9月時点でコミックス全34巻の発行部数は世界累計1億1000万部を突破した超人気作品です。
最終回が近づくにつれてどんな結末になるのか楽しみにしていた読者も多かったはずです。
いざ最終回を迎えると「ひどい」と炎上騒動にまでなりましたよね。
その中でも、結末の「意味が分からない」と理解が及ばなくなっている方もいました。
ここでは、進撃の巨人の結末をネタバレありで、どのあたりが意味が分からないのか調査しました。
進撃の巨人結末ネタバレ
エレンの死から3年が経った後、人類の80%が犠牲となった地ならしは「天と地の戦い」と名付けられました。
この惨状に直面し、パラディ島ではかつてのイェーガー派を中心に、世界からの報復に備え、軍事力の増強が進行中でした。
同時に、パラディ島の女王であるヒストリアは、ヒィズル国のキヨミ・アズマビトとの国交を維持しながら、対世界の視野を広げ、島外に住む仲間たちと手紙を交わしていました。
エレンの凶暴化を止めたアルミンたちは、一方でパラディ島内では壁を破壊し、エレンを打倒した者としてイェーガー派から敵視されていました。
心配するアニをよそに、ライナーたちは、ヒストリアを信じるように訴えます。
アルミンたちがパラディ島に戻る途中、ミカサはエレンが居眠りしていた木の下に座っていました。
エレンの遺体はミカサによって埋葬され、そこには簡素な墓石が立てられていました。
3年の月日が経っても、ミカサはエレンを忘れず、その思いに耽っていました。
そんな中、1羽の白い鳥がマフラーをついばみ、遠くへと飛び立っていきました。
ミカサは天空に向かってエレンへ感謝の言葉を送りました。完
結末が意味が分からない?
進撃の巨人の最終回で意味が分からないと思った方がかなりいたよですね。
主に①エレンはなぜベルトルトを助けたのか。②始祖ユミルにミカサが選ばれた理由は?③エレンとミカサが山小屋で暮らすシーンはなんだったのか。
この3つですね。
エレンはなぜベルトルトを助けたのか
エレンはアルミンに向かって「ベルトルトはあの瞬間、死ぬべきではなかったんだ。」と語っています。
あの瞬間とは、ベルトルトが初めて壁を破壊し、超大型巨人から人間へと変身した瞬間があった。
その時、壁の中に入ろうとする巨人に見つかってしまったが、奇妙なことに、巨人はベルトルトを無視し、壁の中へと進んでいった。
その巨人こそ、エレンの母親を食べた巨人であった。
普通なら、この状況で人間の姿に戻ったベルトルトは巨人に襲われ、食べられてしまうはずだった。しかし、巨人はただ素通りし、壁の中へと入っていくだけだった。ベルトルトは驚きと疑念の表情を浮かべていたんですね。
その疑問に対する答えが、エレンの口から出た。「ベルトルトはあの瞬間、死ぬべきではなかったので、巨人は見逃すことに決めたのだ。」
つまり、ベルトルトをあの時点で食べられてしまうと、アルミンが巨人を継承する世界線が消滅してしまいます。
それを回避するためエレンはベルトルトの代わりに自分の母を殺すように仕向けたんですね。
もう闇落ちってレベルを超えていますよね。
ここの説明がなかったことで一部の人からは意味が分からないと評価されたようですね。
始祖ユミルにミカサが選ばれた理由は?
物語の最終回で、ミカサが幼少期から悩まされていた頭痛の原因が判明します。
この原因は、始祖ユミルがミカサの頭の中をのぞいていたからでした。
頭痛の設定が出てきた当初は、「アッカーマン一族特有なのかな?」「巨人化しない理由と何か関係が?」と考察されていましたが、
始祖ユミルが直接干渉していたのが原因でした。
ではなぜ、わざわざミカサだったのかが言及されていないことから「分からない」と評価されたようです。
エレンとミカサが山小屋で暮らすシーンはなんだったのか
138話「長い夢」では、山小屋でエレンとミカサが二人でひっそりと暮らしているようなシーンがありましたが、あれは一体なんだったのか。
結局、結末と違っていることからあのシーンが必要だったのか疑問の声があがりました。
これが原因で最終回が分からないと評価されてようですね。
このシーンはおそらく、エレンが未来に従わず、全ても問題を放棄してミカサだけを選んだ世界線。
つまり、あったかもしれない「もしも」を見せられてだと考察します。
進撃の巨人は面白くない?
最終回でひどい、かなり酷評されてしまった進撃の巨人ですが、作品全体から見ると面白くないでしょうか。
ここではみなさんの作品として評価やコメントを調査しました。
進撃の巨人みたいに作者の方がどんどん進化していく漫画
面白い〜〜
進撃の巨人面白いなー!自分の痛み、相手の痛み。同じ状況でも立つ位置で感じ方が全然違う。
お互いに自分が正しいと信じて突き進んできたけども、相手の視点に立った瞬間、自分は間違っていたんじゃないか?って気づく。正しいも間違いもない世界、さああなたの答えは何ですか?って聞かれてるみたい
18巻以降は更に面白い
絵柄が苦手で避けてたせいもあるが、アホな私は初期の頃のアニメを偶さか1話だけ見てただの少年向けバカアクション漫画だと思っていた
後半に行くに従い物語の背景と構成に圧倒される
小学校の時の俺が、「進撃の巨人?ああ、あのグロいやつね。グロいだけでつまらないよあんなの」と言ってたのを思い出す。俺も成長したんやなあ……
読んでいくほどに惹き込まれていく作品のようですね。
私も初めは「絵がちょっと……」と思い敬遠してましたが、見事に引き込めまれてしまった一人です。
また、当時小学生だった読者が成長し、読み返すと魅力に気づいていく方もいらっしゃいましたね。
進撃の巨人最終回がひどい?結末ネタバレ意味分からない最高で賛否の嵐?のまとめ
本記事では、以下についてお伝えしました。
- 進撃の巨人最終回がひどい?
- 結末ネタバレ意味分からない最高で賛否の嵐?
2021年に完結した「進撃の巨人」
その最終回がひどいと言われて炎上していましたね。
主な理由は、
- ①謎を投げっぱなし
- ②編集部のメッセージが雰囲気ぶち壊し
- ③単行本での加筆修正がひどい
の3つがありました。
結末をネタバレも踏まえて解説していますが「意味分からない」と評価されても納得ですね。
個人的には最高の最終回でまとまった気がしますが、そうでない方もかなりいるようですね。