2009年から連載が始まり、現在もまだ連載が続いている「青のエクソシスト」。
2024年1月に7年ぶりに新作アニメが放送される事もあって、かなりの盛り上がりを見せています。
そんな「青のエクソシスト」に登場するサタンですが、実はその正体はいいやつなんじゃないかとされているのです。
サタンは名前からして悪そうな感じではありますが、意外にも正体はいいやつなのかもしれません。
そしてサタンは復活を果たす事になりますが、その理由が主人公の奥村燐を守るんじゃないかとされていますが、本当なのでしょうか?
本記事でわかること
- 青のエクソシストサタンの正体はいいやつ?
- 復活目的は燐を守るため?
それではいってみましょう!
『青のエクソシスト』サタンの正体はいいやつ?
「青のエクソシスト」は加藤和恵先生によるダークファンタジー漫画。
『ジャンプスクエア』で長年に渡って連載して来た作品です。
最初の頃は特に注目度は少なかったのですが、2011年にアニメ放送されてから爆発的人気が生まれました。
そんな「青のエクソシスト」のサタンの正体がいいやつなのかについて真相を調査したのでご覧ください。
青のエクソシストサタンの正体はいいやつ?
結論から申し上げますと「青のエクソシスト」のサタンの正体はいいやつではありませんでした。
理由は以下の通りです。
- 人間に憑依
- 青い夜を引き起こした
- 獅郎を間接的に始末した
- 物質界を侵略しようとしている
それでは1つずつ説明していきますね。
人間に憑依
1つ目は人間に憑依した事。
サタンは昔虚無界という概念であり、そこに自我は皆無でした。
しかし偶然知り合ったユリとの出会いと交流が切っ掛けで自我が生まれて、人間になろうとユリの家族に憑依。
ただサタンの力は途轍もないと言っていいくらい強大であり、誰もかれもがサタンに乗っ取られ生きていける人間はいないので、乗っ取ったら消滅します。
しかもサタンが無理矢理憑依するので、そこに人間の意志は無いのでやっている事はいいやつではありません。
青い夜を引き起こした
2つ目は青い夜を引き起こしたからです。
サタンは乗っ取った体の脳に衰えが生じ始めた影響で、ユリに固執し始めます。
しかもサタンの目や耳も機能しなくなり、目の前にいるルシフェルをユリと勘違いしたのです。
ルシフェルは今のサタンを哀れに感じて肉体を破壊する事に成功するが、この所業にサタンは激怒して色んな者達の体を憑依し、ユリを捜索。
しかしサタンに体を憑依されて無事な者は殆どいないので、殆どの者達が命を落とす羽目となります。
やがてこの事件を青い夜と呼ばれるようになりました。
この事件で多くの者達が命を落としたり、重傷を負ったり、人生を狂わされたりしたのです。
愛する人を探すためには他者に憑依して探すしか方法が無かったのでしょう。
傍から見れば好きな人のために動いていますが、結果論から言えば自身の都合のために多くの者達を犠牲にしてきたので、いいやつではありません。
獅郎を間接的に始末した
3つ目は藤本獅郎を間接的に始末したからです。
獅郎は燐と雪男の育ての親であり、世界でただ一人サタンが憑依しても消滅しないくらい頑丈な肉体を持つ人物でもあります。
サタンは燐の潜在能力を目撃すると、燐と獅郎が喧嘩した隙に獅郎に憑依して燐を虚無界への連行を画策。
しかし何とか支配権を取り返した獅郎が自ら命を絶ったので断念します。
この事が切っ掛けで燐はサタンを殴る事を決意。
明らかに自分の子供相手にやろうとしている事ではないのでいいやつではありませんし、親でもないとされているのです。
物質界を侵略しようとしている
4つ目は物質界を侵略しようとしている事です。
本来だったら自ら動きだすのが一番だったのですが物質界では唯一憑依に獅郎が命を絶ってしまったので、一旦断念します。
やがてエリクサーが投与された肉体に憑依する事で、ようやく物質界に肉体を得た状態で行けるようになりました。
そして物質界を侵略して滅茶苦茶にして、自分が望む世界にしようと画策。
完全にやろうとする事が様々な作品に登場した悪の組織がやる事なので、いいやつではありません。
青のエクソシストあらすじ
主人公の奥村燐と双子の弟の雪男は、神父を務める藤本獅郎の手で育てられ、共に修道院で生活。
そんな中、燐は獅郎からサタンの子供であり、能力も受け継がれている事を知ります。
そして本来の父親であるサタンが獅郎の体を乗っ取ると言う形で姿を見せ、燐を虚無界へと連れていこうと画策。
しかし事前に獅郎から降魔剣・倶利伽羅を貰っていた燐は引き抜く事で悪魔の力を呼び覚まし、何とか追い払うも獅郎は自ら命を絶ってしまったのです。
燐はサタンを撃破する事を目的として祓魔師を志し、祓魔塾に属します。
そこで既に祓魔師の雪男の指導を受けつつ、自分と同じ祓魔師になろうとしている者達と切磋琢磨する話となっています。
復活目的は燐を守るため?
2024年1月に第3期となるアニメ放送する事が決まっている「青のエクソシスト」。
第3期もアニメ放送される事から、人気はある証拠と言えるでしょう。
そしてサタンが復活した目的が燐を守るためなのかを調査しました。
復活目的は燐を守るため?
結論から申し上げますと、サタンの復活理由は燐を守るためではありません。
上記でも述べましたが、サタンは物質界を侵略して自分の好きなように作り替えようとする事が目的です。
そうなって来ると燐を連れ帰ろうと目論んだのは、何故なのでしょう。
燐を連れ帰るのは洗脳するため?
最初に獅郎の体を乗っ取ってまで燐を連れ帰ろうとしたのは、虚無界へと連れ帰って洗脳する為です。
洗脳する事を踏まえると燐に対する愛情はないのでしょう。
サタンはユリには心を開いていますが、他の存在には心を開いていないのだと思います。
普通だったらユリとの間に生まれた子供にも愛情を向けると思いますが、その様子すらありません。
そのため平気で洗脳なんて真似が出来るんじゃないでしょうか。
自分の思い通りの世界にしようと言う目的も、ユリのいない世界に意味はないと言う事でもあるのだと思いますね。
『青のエクソシスト』サタンの正体はいいやつ?復活目的は燐を守るため?のまとめ
本記事では以下のことについてお伝えしました!
- 青のエクソシストサタンの正体はいいやつ?
- 復活目的は燐を守るため?
調査結果では、サタンの正体はいいやつでは無かった事が判明。
その理由は以下の通りです。
- 人間に憑依
- 青い夜を引き起こした
- 獅郎を間接的に始末した
- 物質界を侵略しようとしている
復活の目的は物質界を侵略する為であり、息子である燐達の事は一切関係ありませんでした。
むしろ燐を連れ去って洗脳しようとする等、完全に情が存在していません。
やはり名前の通り、サタンの正体はいいやつではありませんし、自分の手で世界を好きなようにしようとしている等最悪な存在と言えるでしょう。