2023年夏アニメの覇権をとった「わたしの幸せな結婚」
主人公の斎森美世が、異能を持たないとして虐げられる過激なシーンもありましたが、
本当に異能は持っていないでしょうか。
そこで今回は、私の幸せな結婚美世に異能はあった?正体ネタバレ夢見の力が開花?について解説していきます。
本記事でわかること
- 私の幸せな結婚美世に異能はあった?
- 正体ネタバレ夢見の力が開花?
私の幸せな結婚美世に異能はあった?
2023年3月時点で電子書籍・コミック含むシリーズ累計発行部数は700万部を突破している人気作
「わたしの幸せな結婚」
和風テイストのシンデレラストーリーとして話題となっている小説ですね。
今作の主人公は、斎森美世という女性。
異能がないとして、実の娘にも関わらず、使用人同然として虐げらてるところから物語がスタートするわけですが、
美世は本当に異能を持っていないでしょうか。
ここでは、本当に異能は持たずに生まれてきたのか調べました。
美世に異能はあった?
結論から言うと、美世は異能は発現していまいた。
美世の従兄である鶴木新によれば、美世の持つ異能は「夢見の力」と呼ばれる特別な力とされています。
夢見の力については以下の通りです。
- 自身を含む全ての人間の夢の中に入り込み、夢を操ることができる。
- 相手の精神を操作し、洗脳することも可能と言われています。
- 更に実力次第では、夢の中で過去、現在、未来を包括的に見通すことができ、
帝の天啓をも凌駕する力を持っているとされています。 - その強力さから、異能の中で最も優れた力と恐れられてきました。
小説版6巻においては、薄刃家に代々受け継がれる夢見の異能者たちの記録が保存されています。
これによると、夢見の力は過去や未来を見通す能力だけでなく、
失われたものを探すための使い方や、
神聖な存在として夢の中に現れるなどの用途にも用いられてきたことが記されています。
まさに異能の中で最も優れた力ですね。
斎森美世プロフィール・生い立ち
- 年齢:19歳
- 癖の無い真っ直ぐな黒髪。
- 左目の下にほくろがある。(母親似)
- 異能:「夢見の力」
- 母:斎森澄美(故人)
美世の父、真一は美世に異能がないと判断し、彼女に対する期待はほとんど抱いていません。
そのため、継母(香乃子)と異母妹(香耶)の行動に対しても何も意見を述べず、むしろ虐待が悪化する一因ともなりました。
継母と異母妹には「美人でも無い」「何の取り柄も無い」「長所の一つもない」「出来損ない」と蔑まれてきた。
美世自身も幼少期の体験から、両親に対して何を言っても受け入れられないと感じ、辛い経験を我慢し続けてきました。
笑ったり怒ったりすることも難しく、人生をあきらめたような状態でした。
このような状況から、「自分には価値がない」という思い込みが生まれ、
物事に対しても消極的で卑屈な考え方をしてしまうことが多かったのです。
継母(香乃子)は、美世の父、真一と元恋人あり、関係を破壊した前妻である美世の母、澄美への憎悪から、
美世は継母である香乃子に対しても苦しめられています。
さらに母親である香乃子から幼少期から歪んだ価値観を植えつけられた異母妹の香耶にも強い苦手意識を持っており、
偶然再会した香耶から暴言を浴びせられても反論できず、自己嫌悪に陥ることもありました。
正体ネタバレ夢見の力が開花?
しかし、異能の性能は「異能の中で最も優れた力」
こうなってくると美世って何者?となりますよね。
ここでは美世の正体や異能が今まで発現したなかった理由を調べました。
美世の正体とは?
美世の正体は「夢見の巫女」という薄刃家の中でも貴重な存在です。
「夢見の力」は、薄刃家の中でも、女性のみに発現する特別なものであり、
夢見の異能者の母親は常に精神感応(テレパシー)の異能を持っています。
つまり、美世の母、薄刃澄美には精神感応(テレパシー)の異能を持っていたことになりますね。
夢見の力を備えた異能者は「夢見の巫女」と呼ばれ、通例として巫女の服装をまとうことが習慣とされています。
薄刃家の中には夢見の巫女を神のように尊敬する人々も存在し、その力を崇拝しています。
薄刃家の掟の一部には、夢見の力の異能者が現れた際には、
一族全体でその者を守り支えるべきという規則が含まれており、選ばれた異能者が代々、常に世話をし、
命を懸けて守る役割を担ってきた歴史があります。
異能があるのに「見鬼の才」を持たなかった理由は?
「見鬼の才」とは、その名の通り、異形を視認するための力、霊感みたいなものでしょうか。
異能が美世に宿っているのなら、「見鬼の才」があってもおかしくはなかったはずです。
見鬼の才を持たないことについては、鶴木新は以下のように語っています。
「薄刃家の異能者には見鬼の才能がない者が生まれることは普通のことだ。
実際、薄刃家の異能は人々の心に影響を及ぼす力、
つまり人間関係に関わる異能であるため、異形を見る必要がないのだ。」と述べています。
薄刃澄美(美世の母)は斎森家へなぜ嫁いだのか?
元来、薄刃家の人間は、強力な異能を持ち合わせること多いことから、
他所の家へ嫁ぐことはないと言います。
では薄刃澄美(美世の母)はなぜ斎森家へ嫁いだのか?
それは、美世の祖父であり、澄美の父親である鶴木義浪が経営する貿易会社「鶴木貿易」が、
経済的に困難な状況に陥り、この経済的な逆境の中で、斎森家からの資金援助の提案がなされたためです。
資金援助の条件は澄美を斎森家へ嫁がせること。
義浪は周囲の反対があったにもかかわらず、斎森家に澄美を嫁ぐ道を選びました。
もともと、鶴木義浪は、夢見の異能者が生まれる可能性を少しでも高めるため、
一族の遠縁にあたる親族との縁談を検討していました。
ここでちょっとネタバレをすると、
「鶴木貿易の経済難→斎森家からの援助→澄美を嫁がせる」
この流れは「夢見の力」を誕生させないようにするための、第3者の妨害工作だったりします。
夢見の力が急に発現した理由は?
実は、美世の実母・澄美が悪意ある人間に美世の異能を利用されることを恐れ、桜の木に封印していました。
美世が斎森家を離れた後、しばしば悪夢にうなされる描写が繰り返されていましたが、
これについては、後に小説版2巻で明らかになるように、美世の異能が無意識に制御を失って暴走したためです。
異能の暴走の理由は、封印そのものが術者の死や時間の経過によって劣化し、
更に美世が斎森家を離れることで封印が弱まり、最終的には消失してしまったためと、義浪が分析しています。
アニメでも、美世が燃え尽きた桜の切株に触れた際、電流が走ったような感覚を覚える場面が描かれています。
この瞬間に封印が完全に解けたと思われ、美世の異能が制御を失ったことが示唆されています。
『私の幸せな結婚』美世に異能はあった?正体ネタバレ夢見の力が開花?のまとめ
本記事では以下についてお伝えしました。
- 私の幸せな結婚美世に異能はあった?
- 正体ネタバレ夢見の力が開花?
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2023年夏アニメの覇権となった私の幸せな結婚。
主人公の美世は異能がないことで虐げられてたいましたが、実は異能は宿っていましたね。
しかも、異能の中でも特別な力とされる「夢見の力」というものでした。
ネタバレをすると、美世の正体は、「夢見の力」を行使できる「夢見の巫女」と呼ばれる存在でしたね。
異能は開花したことで、今後どんな困難が待ち受けているのか、
それを美世と清霞は、どう乗り越えていくのか楽しみですよね。