2024年4月にリメイクされる『狼と香辛料』
リメイク版から原作が完結してるのか興味を持たれた方も多いはず!
そこで今回は『狼と香辛料』完結ネタバレ?最終回結末どうなる?について解説していきます。
本記事でわかること
- 『狼と香辛料』完結ネタバレ?
- 最終回結末どうなる?
それではいってみましょう!
『狼と香辛料』完結ネタバレ?
結論から申し上げると、2011年7月発売の第17巻をもって一度完結し、これでロレンスとホロの物語は完結したかに思われていました。
しかし、2016年9月に新シリーズ
新説『狼と香辛料』-狼と羊皮紙-が刊行されると同時に
『狼の香辛料spring log』として再始動しています。
実質的には一度、最終回を迎え完結していましたが、根強い人気もあり続編が描かれたようですね。
原作も継続という形ですので24巻まで発売されており、完結とはなっていませんでした。
ライトノベル現在の発刊巻数
- 狼と香辛料:24巻
- 狼と羊皮紙:9巻
※2024年6月時点の情報です
また、メディアミックス展開としてどちらも漫画化されています。
こちらは2017年12月に全16巻で完結し最終回を迎えていました。
マンガ現在の発刊巻数
- 狼と香辛料:全16巻(完結)
- 狼と羊皮紙:2巻(2024年1月現在)
※2024年6月時点の情報です
『狼と香辛料』概要
『狼と香辛料』は、支倉凍砂先生によるライトノベルが原作です。
2006年から刊行をスタートさせ、
- 『このライトノベルがすごい!』の「作品(シリーズ)部門ランキング」、2007年版で1位、2008年版・2009年版で共に5位にランクイン
- 2005年第12回電撃小説大賞の銀賞受賞作品
- 2020年10月時点でシリーズ累計発行部数は500万部
など10年以上前の作品にも関わらず根強い人気を獲得している作品です。
『狼と香辛料』あらすじネタバレ
商取引を終えたパスロエ村を出発した夜、若き行商人クラフト・ロレンスは、自分の荷馬車で眠っている密行者を発見する。この密行者は自らを「ヨイツの賢狼」ホロと名乗り、狼の耳と尾を持つ少女だった。
ホロは北方の故郷「ヨイツ」から遠く離れ、パスロエ村の麦畑に潜む狼として過ごしてきた。村人たちからは神として崇められ、長きにわたり麦の豊穣をもたらしていたが、農業の技術革新により自身の存在意義を感じられなくなり、故郷への帰郷を渇望するようになる。
そして、収穫祭の際に通りかかったロレンスの荷馬車の中に身を隠し、村から逃げ出すことに成功。ホロが実は狼の姿を持つことを知ったロレンスは、彼女を仲間に加え、共に旅を続けることを決意する。
途中、様々な困難に遭遇しながらも、二人はホロの故郷「ヨイツ」を目指して冒険を進めていく。
これは賢狼と行商人の旅の物語。
『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』あらすじネタバレ
聖職者の道を目指す若者、コルは湯屋「狼と香辛料亭」、ロレンスとホロの夫妻が経営する場所から出発する。彼はウィンフィール王国の王子の招きで、教会内の不正に対抗する任務に就く。
しかし、彼の持ち物には、ロレンスとホロの娘である狼の特徴を持つミューリが隠れていた。コルと共に育ち、兄妹のような関係にあるミューリは、彼が旅に出るのを耳にして、密かに同行する決心を固めていた。当初コルはミューリを彼らの家へ戻そうと考えていたが、最終的には彼女を伴って旅を続けることに同意する。
この決断により、二人は複雑な権力争いの中心に巻き込まれていくことになる。
これは賢狼と元行商人の幸せであり続ける物語。
最終回結末どうなる?
原作小説17巻で一応の完結をした『狼と香辛料』
完結したのが2017年とかなり前なのですが、最終回の結末は結局どうなったのでしょうか。
ここでは原作17巻のネタバレを踏まえて最終回がどうなったのか見ていきましょう!
以下『狼と香辛料』17巻最終回のネタバレを含みますのでご注意ください。
新貨幣の発行と共に希望に満ちたレスコで店を構える決意をしたロレンスとホロ。しかし、彼らの前にコルの持ち物を手にした謎の人物が現れ、デバウ商会の内部紛争に巻き込まれてしまう。
一方でホロは禁書を求めキッシェンへ向かい、ロレンスは追手から逃れるためミューリ傭兵団と共に雪山を越える旅に出る。二人が別々の道を歩む中、新たな試練が二人を待ち受けていた。
『太陽の金貨』の事件から数年後、ホロからの手紙を受け取った元羊飼いのノーラと女商人エーブは北への旅を始める。彼女たちの旅路には錬金術師ディアナも加わり、三人は未知の冒険に向かう。
ロレンスとホロの幸せな日々が続いているかは、彼らが紡ぐ物語の中で明かされる。
その後、ロレンスとホロは湯屋を購入し、平穏な生活を送ることに。16巻から六年後の物語では、二人の結婚式が描かれる。式には旅路で出会った多くの仲間たちが集い、ロレンスを囲む女性陣の会話が弾む。
二人の旅の終わりと新たな生活の始まりを、愛と笑いで彩られる。ロレンスとホロの間には変わらぬ愛があり、さらに二人の間に新たな命が宿ることに。
ロレンスとホロのこれからの人生は、幸せであふれている完結となっています。
店の名前『狼と香辛料』を冠した彼らの新しい家は、物語の完結と共に彼らの愛の証となる。結末は二人と新たな家族の未来への希望を示し、読者に深い感動を与える。
美しいエンディングは、ロレンスとホロの冒険を完璧に締めくくる形として完結しました。
ネタバレを見るとハッピーエンドで完結していますが、人気すぎて続編を描いたようですね。
狼と香辛料リメイクはなぜ?
2024年4月に続編ではなく、リメイクとしてアニメ化が再始動した『狼と香辛料』
なぜ続きからではなくリメイクで放送されるのか考えられる要因は3つあります。
- 前回のアニメから14年経過しているから
- 前回のアニメでは4巻が省略された
- 戦闘に重きを置かないファンタジー作品が流行っているから
前回のアニメから15年経過しているから
『狼の香辛料』のアニメが放送されたのは2008年〜2009年と実に15年ほどの期間が空いてしまっています。
流石にここから続きを放送するのは無理があるので、はじめからアニメ化するのではないでしょうか。
正直どんな内容だったか朧げな人もいるでしょう。
ちなみにアニメ化されたのは原作5巻までの内容です。
前回のアニメでは4巻が省略された
前回のアニメ化では原作5巻までしか放送されていなかった『狼と香辛料』
実は原作4巻の内容が省略されています。
しかも省略されたエピソードには終盤で重要となるキャラが登場しています。
これが原因で当時はアニメの続編が作れなくなったのではないかと噂されています。
そのため今回のリメイクを機に最初から放送するほかなかったのかもしれませんね。
戦闘に重きを置かないファンタジー作品が流行っているから
最後の理由は、ここ数年、バチバチの戦闘シーン満載のファンタジー作品ではなく、戦闘シーンはあるものの「なろう」作品などのスローライフ系が流行り出しているからだと思われます。
と言うよりファッションの流行と同じで、好みの傾向がぐるぐる周回しているのかもしれませんね。
2023年に放送された「葬送のフリーレン」などが該当するのではないでしょうか。
この機に乗じて人気作品を最後までアニメ化しようと画策したのかもしれませんね。
ファンとしては、とてもありがたいことですよね!
『狼と香辛料』は面白くない?
原作『狼と香辛料』は、一度完結し再始動していますが、漫画版はすでに完結していました。
人気作品であるなら漫画版も再始動しそうですが、もしかすると内容が面白くない可能性があります。
そこで『狼の香辛料』に対するみなさんの評価やコメントを調査しました。
狼と香辛料見直してるけどいつみても面白いな
アマプラで第一期見れるけど金融のことがお勉強出来るめちゃくちゃ面白いアニメだよ
どうせなら、狼と香辛料みたいな、実生活にも活きるラノベ広まってほしいわ。
狼と香辛料多分旧作の方が面白いと思います。
『狼と香辛料』は、ライトノベルではかなり珍しい「社会システム」や「文化」、「経済」に注目したストーリーです。
経済史や商取引の世界に踏み込んだ作品としても評価されている作品なので勉強になって面白いという評価が多かったですね。
『狼と香辛料』完結ネタバレ?最終回結末どうなる?のまとめ
本記事では以下についてお伝しました。
- 『狼と香辛料』完結ネタバレ?
- 最終回結末どうなる?
2024年4月にリメイクさらる『狼と香辛料』
原作17巻で一度完結し最終回を迎えていましたが再始動という形で続いていました。
17巻最終回のネタバレを踏まえて上で、最終回結末を見る限り、かなりハッピーエンドで終わっているので、その後の物語が見られるのはファンとしては嬉しいですよね。
アニメも一度完結した17巻最終回まで放送してくれるのでしょうか?